08/01/16 18:58:24 mgQHSxiV0
今の株式相場を一言で表現すれば「怖い」。
個人投資家から、「とにかく株を売ってほしい」との注文が前日から増えており、個人の間では株を保有することへの恐怖感が生まれている。
国内にリスクをとる投資家がいないことを見越したヘッジファンドは売りで利益を得ようと株式市場をかき回し、株式相場は坂道を転がり始めた感じだ。
こうした恐怖感を覚えるのは、個人的にはバブル経済崩壊期の1992年以来だ。
こうなったきっかけは、直接的には米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題だが、予算のばらまき復活など構造改革の後退や企業の買収防衛策など国内要因も大きい。
日経平均は25日移動平均を10%下回るなど、現象面ではいったん自律反発しても不思議ではない水準に達したが、政治から今の株安に明確なメッセージが出ない限り、「大底」は確認できそうにない。