08/01/16 14:37:00 0
1万4000円割れから一夜明けた16日午前の東京株式市場は、米ニューヨーク市場の
大幅反落を受けて、一時378円も下げる大幅安となった。終値ではわずかに戻したものの、
10日から4営業日連続の急落という波乱の展開で、年末年始からの下げは一時2000円
近くに達した。
日経平均株価午前の終値は、前日終値比130円70銭安の1万3841円93銭、
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は同17.17ポイント安
の1333.03。
米金融機関の昨年12月期決算の発表が本格化する中で、低所得者向け高金利型住宅
ローン(サブプライムローン)問題の損失が確定していけば、世界市場も落ち着きを
取り戻すとの期待も一部にあった。
しかし、サブプライムローン関連の証券化商品の下落に歯止めがかかっておらず、
一層の損失拡大も見通される事態に、株式市場は下げ圧力を強めている。このため、
「本格的な景気後退局面に入る」(大手証券)との観測も出て、日本でも、企業業績
に与える影響など、実体経済への波及が現実のものとなってきた。
こうしたことが、世界市場での下げにつながっているが、米国の急落を誘ったのは、
15日の東京株式市場の急落だ。
(後略)
■ソース(産経新聞)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)