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鳥羽水族館の人気者トドの「ロゼ」ちゃんが、まだ見ぬ恋人「キンタ」くんを思い、
流木を枕代わりに「抱き枕」で眠る日々を過ごしている。
「ロゼ」ちゃんは4歳のメス。鴨川シーワールド(千葉県鴨川市)から同水族館に「養女」としてやってきて3年目。
「キンタ」くんは昨年12月15日におたる水族館(北海道小樽市)から来たばかりでまだ環境に慣れず、
ひとり別の水槽で過ごす少し「やんちゃ」な3歳のオス。トドはアシカの仲間で最も大きい種類。
オスの体長は最大3メートル、体重は1トンにもなるという。
北太平洋、千島列島、 アリューシャン列島などで生息する。
「『ロゼ』は同水族館の『海獣の王国』で、アフリカオットセイの『マイク』やカリフォルニアアシカの『ビート』、
ハイイロアザラシの『ポポ』『バルト』『リト』『アニー』らと共同生活をしているが、
『キンタ』がやってきてからその鳴き声を聞き、早くも恋心を抱いてしまったかもしれない」
と飼育係の芦刈治将さんは言う。
「11日に何気に水槽をのぞいたら今まで興味を示していなかった流木の上に乗り『抱き枕』のように眠っていた。
次の日の晩にはガタンッ、ガタンッと一定のリズムで怪しげな音をたてているので不思議に思ったら、
その翌日には『抱き枕』が水面に落ちていたからびっくりした(笑)。
『キンタ』が慣れるまでは『ロゼ』には我慢してもらうしかない」(芦刈さん)と話す。
伊勢志摩経済新聞
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