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□病気腎移植 宇和島徳洲会病院調査委が大半を「容認」 [01/12/08]
宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)の万波誠医師(67)らによる病気腎移植問題で、
同病院の調査委員会(委員長・貞島博通院長)は、県などに最終報告書を提出し12日公表した。
同病院で行われた病気腎の摘出6件、移植11件のうち、ネフローゼ症候群の患者からの両腎摘出を除き、
「適応あり」または「容認できる」とした。関係学会や国とは逆の結論だが、これで10病院で計42件行われた
病気腎移植は調査が終わり、同病院や万波医師らに対する行政処分に焦点が移る。
外部の専門家を中心にした専門委員会は全例を「不適切・疑問」と報告していたが、調査委は「医学と異なり、
医療は患者の個別事情や選択権を考えて判断すべき」と解釈。倫理審査がなかった点や文書による説明・同意が
なかったことは問題としつつも、「おおむね同意は取れている」などとし、全否定はしなかった。
万波医師らの病気腎移植については、日本移植学会など4学会が昨年3月、全面否定した。
厚生労働省も7月に臓器移植法の運用指針を改定し、病気腎移植を原則禁止している。
厚生労働省などは、病気腎移植を保険診療で原則禁止された「特殊療法」にあたると判断。手術の保険適用に必要な
患者への文書説明もなかったため、同病院と市立宇和島病院の保険医療機関の指定や万波医師らの保険医登録を
取り消す方向で検討している。万波医師が以前勤めていた市立宇和島病院には、診療報酬の返還を求めた。
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YOMIURI ONLINE(読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp) [01/12/08] 配信