08/01/12 23:58:00 0
仕事は同じなのに正社員とパート労働者の時間当たりの賃金に「格差がある」と
答えた事業所が8割に上ることが12日、厚生労働省の調査で分かった。会社や
仕事に不満や不安を持つパートも6割を超えた。
調査は平成18年10月に約6600事業所とパート労働者約1万3400人を対象に
実施した。
事業所の81.7%がほとんど同じ仕事で賃金格差があると回答。5年前の前回調査
と比べ10.4ポイント増で、規模が大きい事業所ほど比率が高かった。理由を事業所
に問うと「勤務時間の自由度が違う」「正社員には企業への貢献がより期待できる」
「残業の回数が違う」などが多かった。
今年4月に施行される改正パート労働法は、仕事内容が社員と同じパートへの差別
を禁止しており、企業側の対応が注目されそうだ。
また労働者に占める正社員の割合は69.3%(前回比4.2ポイント減)、パートなど
が30.7%(同4.2ポイント増)で、パートを雇用する理由は71.0%の事業所が
「人件費が割安なため」と回答。企業が正社員をパートに置き換え、コスト抑制を
進める実態が裏付けられた。
会社や仕事に「不満や不安がある」と答えたパートは63.9%を占め、前回より
9.6ポイント増えた。不満や不安の内容は「賃金が安い」が61.8%(同10.7ポイント増)
で最も多く、「有給休暇が取りにくい」「仕事がきつい」などが続いた。
ソース(MSN産経ニュース)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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