08/01/12 12:20:25 w47delMS0
内閣府の景気動向指数って奴を検索してみれ。
動向指数には3つの要素があって、先行指数・一致指数・遅行指数というものを使って評価する。11月分の速報だと
先行指数は4か月連続で50%を下回った。↓
一致指数は8か月振りに50%を下回った。↓
遅行指数は2か月連続で50%を上回った。↓
速報の報道機関に対する発表では、細かな能書きをだらだらと書いてあって、景気が相変わらず順調みたいなことを書いているが、
相場的に考える場合は、先行指数・一致指数・遅行指数が全部一緒に下がり始めた時は、
まさに景気ががっちり落ち込み始めたと判断する者も存在する。
数ヵ月後、銀行やエコノミストって職種が経済紙とかで「つぶやき」始めた頃には手遅れだ。
特にグラフの第2図のコンポジットインデックスのグラフを見てみれ。
各指数の動きが、山一證券~拓銀の破綻やバブル崩壊時の動きと被っていて、
気が早い奴なら日本の赤信号を感じるべきなんだが、権威のある機関や役所としては、
更にこのグラフの動きを別のリソースで裏付けられるまで、口が裂けても「景気がこれからがっつり落ちるぞ」なんて
言えるわけが無い。残念な話だが、景気の良し悪しが判明するのは、時すでに遅い時期になるだろう。
URLリンク(www.esri.cao.go.jp)