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◆救済法案が衆院通過
薬害肝炎訴訟をめぐり、患者全員を一律救済するための「薬害肝炎被害者救済特別措置
法案」が８日午後の衆院本会議で全会一致で可決、衆院を通過した。
（一部略）
MSN産経ニュース
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◆肝炎法案、１１日に成立＝１０日参院委採決
参院厚生労働委員会は８日午後の理事懇談会で、薬害Ｃ型肝炎訴訟の被害者に給付金を
支給する一律救済法案を１０日に採決することで合意した。全会一致で可決されるのは確実
で、１１日の参院本会議で可決、成立する運びだ。
同法案は前文で、被害を拡大させた国の責任を認め、謝罪すべきだと明記。国と製薬会社
の拠出で２００億円規模の基金を創設し、被害者らに１２００万～４０００万円の給付金を
支払うとしている。国の責任に関し、福田康夫首相は８日夜、首相官邸で記者団に対し「参院
で法案が可決（成立）した時に改めて話したい」と述べ、成立を待って正式に謝罪する考えを
示した。
原告弁護団も、１５日にも国と和解に関する基本合意書を締結する考えを示しており、全国
１０カ所の地裁・高裁で係争中の訴訟は順次解決に向かう。今後は、対象外となった肝炎
患者の救済が課題となる。
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