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★<家計貯蓄率>06年度、最低に…低下に歯止めかからず
・日本の家計貯蓄率が急速に下落している。内閣府が発表した06年度の国民経済計算によると、
同年度の家計貯蓄率は3.2%と、04年度の3.4%を下回り、96年度に現基準に改めて以来
最低。前年度比では0.3ポイント低下した。急速な高齢化や賃金の伸び悩みが背景にあり、
現基準でピークだった97年度の11.4%から、10年足らずで3分の1以下の水準まで低下
している。
家計貯蓄率は、家計収入から税金などを差し引いた可処分所得のうち、貯蓄に回した割合。
「日本人は貯蓄好き」と言われ、過去に家計部門は高い貯蓄率を誇っていたが「高齢化の進展で
貯蓄の取り崩しが進んだ」(内閣府)ため、75年度の23.1%(旧基準)をピークに緩やかに低下。
近年はデフレ経済で賃金が伸び悩んだ影響もあり、貯蓄率の低下に拍車がかかっている。
好調な企業業績を背景に06年度の国民所得(373兆2000億円)は前年度比1.8%増えたが、
企業が社員に支払った雇用者報酬(263兆円)の伸び率はこれより低い1.3%。国民所得に
占める雇用者報酬の割合を示す労働分配率は、前年度比0.3ポイント低い70.5%となった。
高収益の恩恵が家計に波及しない状況が続いている。
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