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★遺族呆然…幼児3人死亡飲酒事故被告に懲役7年6カ月
・福岡市の元職員・今林大被告（23）はおととし8月、飲酒運転で一家5人が乗った車に追突
して海に転落させ、幼い3人の兄妹を死亡させました。検察側は、「危険運転致死傷罪」の
適用を主張し、懲役25年を求刑。しかし、福岡地裁は先月、「業務上過失致死傷罪」と
「酒気帯び運転」を訴因に追加するよう福岡地検に命令しました。福岡地裁の川口宰護
裁判長は、事故の原因は「脇見運転による前方不注意」と認定して、危険運転致死傷罪の
成立を否定。業務上過失致死傷罪と酒気帯び運転、それにひき逃げを合わせて、今林
被告に対して懲役7年6カ月の実刑判決を言い渡しました。
大上哲央さん：「胸がいっぱいでうまくは言えないんですけど、以前から私が言ってます
ように、裁判所のほうの判断に委ねるということで、今回、業務上過失という判決が出て、
そのなかでの7年6カ月の刑が出たことは、それはそれとして受け止めたいと思ってます」
また、司法関係者も法の不備を指摘しています。
大澤孝征弁護士：「『酒気帯び運転』のレベルと『酩酊運転』での刑が違うのがおかしくないか。
『酒気帯び』から『酩酊』までの間が、正常な運転ができるという妙な状態が生じてしまった。
そのこと自体が法律の不備かもしれない。むしろ、『酒気帯び運転』以上が全部、正常な
運転ができないものとして、厳罰に処すると一本化したほうが、この（危険運転致死傷）罪を
適用できる幅が広がったんだろうと思います」（一部略）
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・会見で、哲央さんは「（７年６か月の）罪が出たことは、それはそれで受け止めたいと思う」と
話した。代理人の弁護士によると、大上さんは、控訴については検察庁の判断に任せたいと
考えているという。（抜粋）
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