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産業技術総合研究所(茨城県つくば市)や富山県内の企業が開発し、「世界で最も癒やし効果がある
ロボット」とギネスブックに認定されたアザラシ型ロボット「パロ」が、デンマークやイタリアなど二十カ国
以上の福祉施設などで、高い評価を受けている。なでる、話し掛けるなど接し方に応じて、愛くるしい
表情で「キュウ」と鳴いたり、手足を動かしたりと反応を変える学習能力が魅力。高齢者らのストレスや
うつ状態を緩和する効果も実験で確認されており、今年の夏からは欧米に本格的に輸出を始める予定だ。
パロは、タテゴトアザラシの赤ちゃんがモデルで体長五七センチ、体重二・七キロ。動物との触れ合いで
癒やし効果をもたらす「アニマルセラピー」に着目した産総研の柴田崇徳主任研究員=南砺市(城端)出身=
が、住環境などで動物を飼えない人にロボットで同様の効果をもたらせないかと考え開発。
一体三十五万円で約三年前に国内販売を始めたところ、独居老人や福祉施設などからの注文が約千体
に達した。
パロの活躍は海外でも注目され、高齢者や子どものための施設に試験的に導入されている。
デンマークの女性映画監督、フィエ・アンボさんは欧州や日本でパロと接する人々の様子を通じて人と
ロボットの関係を考えさせるドキュメンタリー映画「メカニカル・ラブ」を制作。「パロと一緒にいると薬の量が減る
患者を見てきた。パロはどんな文化の人もめろめろにさせる」と魅力を語る。
柴田主任研究員は「アニマルセラピーへの理解が深い欧米ではパロも受け入れられやすい」と世界進出に
期待。また「女性と話せないシャイな男性にも利用してもらえれば」と若い世代にもアピールする。
富山県内では、南砺市理休(城端)の特別養護老人ホーム「きらら」などがパロを活用。パロの開発や生産は、
販売やリースを担当するベンチャー企業「知能システム」(南砺市城端)をはじめ県西部の複数の企業が
担っている。アンボさんは平成十八年、生産工程の撮影のため南砺市を訪れている。
URLリンク(www.kitanippon.co.jp)
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