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患者数が男女で大きく差がある病気に着目して、男女で異なる医療上の対応をとる
「性差医療」について、政府が本格的に取り組むことになった。厚生労働省は昨年
12月に発足させた民間有識者らによる「女性の健康づくり推進懇談会」で性差医療
に関する議論を深める。その上で、4月から研究施設や医療現場の要望を聴取して
性差医療の具体策をまとめる。
自律神経失調症や頭痛、めまいなどを伴う更年期障害などについては、妊娠や出産に
かかる過程で起こりやすい女性特有の疾患として、従来も対策が取られてきた。
しかしこれ以外にも、内閣府男女共同参画局が厚労省のデータを基に昨年12月に
まとめた、疾患ごとの男女別通院数(1000人あたり)によると、認知症では女性
が3.4人で、男性(1.7人)の倍となった。また、白内障は男性17.2人に対して
女性33.0人、肩こりは男性16.0人に対し女性39.7人と、女性に多い症状で
あることが分かった。
(続く)
■ソース(産経新聞)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)