08/01/06 03:53:34 cWIbA0dO0
第二の大きな欠点は、参政権が投票権のみになっていることである。民主主義に基づ く政治参加とは当然、「被選挙権」つまり地方議会と長の選挙に立候補する権利も含
まれるべきである(北欧の国々ではそうなっている)。在日外国人には日本人と同様 納税の義務もあるのだから、地域社会では税金の使い道を決める代弁者を選ぶ権利 と、その代弁者となる権利も当然有するべきである。
日本はもはや単一民族国家ではなく、多民族国家であり多文化共生社会である。日本 国籍を持たない市民でも日本で生活している以上、日本人と同様の条件で暮らす環境
を用意すべきだと思っている。しかし例外の一つには国政選挙への立候補がある。日 本国の国会議員になろうとする者は日本国籍を持つ方が良いと私は考えている。
なお、自民党の中には、参政権がほしければ帰化すればよいという考えもあるようだ が、その主張には賛成できない。母国に対するつながりのために帰化をしないで日本
社会で暮らしたいという人に、地域社会における公民権として参政権を付与すること が日本社会への受け入れ体制の一つであると私が考える。もちろん帰化もその条件を
緩和することや重国籍の容認も含め、選択肢の一つとして今後は必要である。
続く・・・