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仙台市が実施している市立学校敷地内での禁煙をめぐり、市立中学校に勤務する男性教諭(56)=
泉区=が4日までに、敷地内での喫煙許可などを求めた措置要求を棄却した市の判定の取り消しを
求める訴えを仙台地裁に起こした。判定に至る経緯では「校長に申し出れば喫煙は可能」とする市や
市教委の見解が示されており、男性教諭は「禁煙か喫煙可能かあいまいで支障が出ている。訴訟で
はっきりさせたい」と話している。
訴えによると、男性教諭は2007年6月、市に敷地内での喫煙を認めるよう求める措置要求書を提出。
市は9月、「勤務先の校長に申し出ることで(敷地内での喫煙が)実現できる」などを理由に、要求を
認める必要はないとして棄却。市教委もこの間、「校長に申し出れば、校長が指定する場所で喫煙は
可能」とする意見書を提出した。
市教委は02年10月、教育長(当時)が学校敷地内の禁煙を決め、翌11月に各校長に通知。03年4月
から各学校で自主禁煙が始まり、同年10月に藤井黎市長(同)が全面禁煙の実施を発表した。男性教諭
は「市は禁煙か喫煙可か明確でないあやふやな状況に置かれている教職員が敷地外に出て喫煙して
いることを知りながら、改善策を講じていない」と主張している。
訴えについて、市教委教育指導課は「禁煙は強制を伴う職務命令ではないが、任意の協力依頼である
ことも明確には説明していない。対象が教育現場の学校だけに、(分煙でなく全面禁煙という)踏み込んだ
協力依頼になっている」と説明。敷地外での教諭らの喫煙については「(見た目が悪いなどの)市民からの
苦情はある。敷地外でも人が出入りする場所では喫煙を控えてほしいと、各校長に指導するよう言って
いる」と話している。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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