08/01/04 23:47:29 0
アルコール検出で乗務停止…入れ歯安定剤が原因か？
西鉄バス北九州は３日、八幡西区の香月自動車営業所で行った乗務前アルコール検査で、
男性運転手（５５）から基準値を超えるアルコールが検出されたため乗務停止にしたと発表した。
運転手は飲酒を否定し、「入れ歯安定剤が原因ではないか」と主張。約３時間半後、安定剤を
塗って再検査すると同じ数値が出た。同社は安定剤のメーカーに問い合わせるなどし、今後の
対策を検討する。
同社によると、検査は同日午前５時１５分ごろ実施。呼気１リットル中のアルコール濃度は
約０・１５ミリ・グラムで、基準値（０・１１ミリ・グラム）を約０・０４ミリ・グラム上回った。
運転手は「２日夕方以降飲酒はしておらず、３日早朝、入れ歯をつけるため、入れ歯に安定剤を
塗って装着した」と説明。約２時間後にアルコール濃度がゼロになったことを確認し、
同８時４０分ごろ、再び安定剤を塗って検査すると、数値は０・１５ミリ・グラムだった。
同社総務課は「アルコールが検出された以上、規定違反で乗務停止にせざるを得なかった。
安定剤にはアルコールの一種、エタノールが含まれる可能性もある。安定剤は入れ歯には
欠かせないものなので、どうすればよいのか」と頭を痛めている。
（2008年1月4日 読売新聞）
URLﾘﾝｸ(www.yomiuri.co.jp)