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巡視船乗組員を窃盗で逮捕
千葉県の銚子海上保安部に所属する巡視船の乗組員が、沖合いで活動中に
上司をどなりつけたうえ、船に搭載されている小型船を無断で使って逃げたと
して盗みの疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、銚子海上保安部に所属する巡視船「かとり」の乗組員で、
一等海上保安士の田原洋容疑者(32)です。
茨城海上保安部によりますと田原乗組員は、今月1日の午後10時半ごろ
茨城県ひたちなか市沖で見回りをしていた巡視船「かとり」の船内で、
58歳の上司をどなりつけ、その後、船に備え付けられた小型船を無断で
使って逃げたとして盗みの疑いが持たれています。海上保安部が、
巡視船3隻と航空機、それにヘリコプターを出すなどして行方を探していたところ、
田原乗組員が、茨城県鹿嶋市内の妻の実家などに身を寄せている事がわかり、
4日午後、茨城海上保安部に盗みの疑いで逮捕されました。
調べに対し田原乗組員は「休暇の取得などをめぐって上司に不満があり、
どなりつけてしまった。もう船にはいられないと思って逃げ出した」などと供述して
いるということで、海上保安部が詳しい動機やいきさつを調べています。
これを受けて、銚子海上保安部の小松富士夫部長は、「このような事案が起き、
国民のみなさんに申し訳なく、深くおわび申し上げます。これを教訓に再発防止に
努め、信頼回復に向けて万全の態勢で臨みたい」と述べました。
URLリンク(www.nhk.or.jp)