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全面的な「小康社会」に向け、実現レベルは毎年上昇!2020年には完全達成
可能へ―中国
2007年11月22日、「中新網」が伝えた。国家統計局が21日に公表した「2006
年中国全面建設小康社会進程統計観測報告」によると、2006年、中国の小康
社会(衣食住が足りた次の段階、多少は豊かさを実感できる社会水準)の実
現程度は69.05%に達したという。
同報告書によると、2002年の中国共産党第16回党大会で提出された20年の長
期にわたる目標「全面的な小康社会の実現」に向けて、実現程度は明らかに
スピードアップしているという。具体的には2006年の小康社会の実現程度は
前年比3.28ポイント上昇して69.05%となり、2000年以来上昇速度が最も速
い1年となった。【 その他の写真 】
統計によると、2000年の小康社会の実現程度は57.05%と推計されており、
2020年の「全面的な小康社会の実現」(100%実現)との差は42.95ポイント
、つまり平均毎年2.15ポイントの増加が必要という計算になる。
これに対し2000年から2006年までの小康社会の実現程度は平均毎年2.0ポイ
ントの増加ながら、年を追うごとにその幅が拡大しており、このまま推移す
れば2020年には「全面的な小康社会の実現」を達成することは可能である、
と同報告書は指摘している。
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