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１日午前０時１５分ごろ、岐阜県高山市の北アルプス槍ケ岳（３１８０メートル）の中腹で雪崩が発生し、
テントを張っていた２つのグループの登山者計７人が生き埋めになった、と登山者から１１９番があった。
高山署によると、１人が自力で脱出、６人は別の登山者が救出した。近くの槍平小屋に運ばれたが、うち
４人の男性はいずれも意識不明で、呼吸と脈がないという。
県警山岳警備隊が１日朝、救助に向かったが、山小屋到着は１日夜になる見込み。天候次第では遅れる
可能性もある。岐阜地方気象台によると、新雪が硬い雪の上を滑り落ちる表層雪崩の可能性が高いという。
同署によると、雪崩に巻き込まれたのは「徳島岳人クラブ」（徳島県）の男女４人と「三峰山岳会」（東京都）の
男性３人。意識不明の４人は徳島岳人クラブの団体職員市川啓二さん（５１＝徳島県松茂町）、大学職員
西井健さん（３１＝徳島市）、三峰山岳会の内装業越前屋晃一さん（６０＝神奈川県海老名市）、会社員
金指伸一さん（４５＝東京都目黒区）とみられる。
調べでは、１日午前０時ごろに雪崩が発生。２グループは標高約２０００メートル地点の槍平小屋近くでそれ
ぞれテントを張り、就寝中だったという。登山計画によると、徳島岳人クラブは１２月３０日に入山し、２日に
下山予定。三峰山岳会は同じ日に入山し、４日に下山予定だった。
現場は積雪３メートル以上とみられ、岐阜地方気象台は高山市を含む飛騨地方北部に大雪警報と雪崩注意報を
出し、警戒を呼び掛けていた。
ソース
nikkansports.com URLﾘﾝｸ(www.nikkansports.com)
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