07/12/31 22:55:37 0
(続き)
夫婦には、野良猫に関する相談も寄せられる。
なかでも多いのが、野良猫に餌を与え続けた結果、ねずみ算式に繁殖、近隣とのトラブルに発展し
処分に窮したという住民からの相談。県に要請し引き取られれば、譲渡先が見つからない限り殺処分される。
夫婦は、不妊手術を勧め、寿命を全うするまで適切に管理するよう説得するという。
「自分勝手な餌やりは猫のためにならない。優しさの陰には責任がなければ」と正康さんは訴える。
朝倉さん夫婦は「野良猫の悲惨さを話し、自分たちがこれまでやってきたノウハウに耳を傾けてくれる人を増やしたい。
県や市にも、不妊手術の呼び掛けなど協力を要請していきたい」。
不妊手術や排せつ物処理、餌やりなどの管理を地域住民が一体となって行う“地域猫”制度が理想だ。
(記事終)