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環境問題専門家で「2007年度オーストラリアン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたティム・フラナリー教授
は、日本が予定している1000頭の捕鯨ならば種の持続可能だという。
教授は、「それよりも海洋生物の多様性の観点で心配なのはオキアミと小型甲殻類で、これらは食物
連鎖体系を維持する上で不可欠です」と語った。オキアミの生息数は乱獲と海温の上昇によって減り
続けており、食糧資源が全滅に向かっている。教授は将来はさらに危機に瀕することになると心配し
ている。日本の年935頭のミンククジラを捕殺する計画は種を脅かすものではないと言う。
「日本の捕鯨が種の維持を不可能にするなどと言える確証はありません。生息数の減少につながる
とはとても考えられない」。
この著名な科学者は、日本が今年計画していた最大50頭のザトウクジラの捕殺を断念したのでほっ
としたと言う。彼にとっては、「クジラがどのような殺され方」をするのかが気懸かりで、「出来る限り
人道的な方法」を採ってほしいと願っている。
フラナリー教授の見解は、ミンククジラなどの小型のクジラは維持可能な捕鯨ができると2003年に
雑誌で論じて以降、変わっていない。
豪シドニーMH紙:
URLリンク(www.smh.com.au)
■ティム・フラナリー教授が一流という者なんていない。彼は暴言を吐いた前科もあり、ひと言多い男
だ。彼の初版本「The Weather Makers」にはデータに間違いもある。彼は日本人のクジラの間引きに
OK判断するという愚にもつかない考えを発表したが、彼の見解には注意しなければならない。
オーストラリア人は気に病む世界の多くの人たちと同じく、海洋のこれらの美しい哺乳動物を殺す行為
は野蛮で道徳的に間違っていると確信している。
フラナリー教授のコメントはこうした目的にとって何の助けにもならない。
我々は彼が来週にはオーストラリアン・オブ・ザ・イヤーを返上してもらいたいものだが、さらに彼には
扇動的な意見は自分の中だけに留めておくように訴えたい。
豪News紙(社説-抜粋):
URLリンク(www.news.com.au)