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★路上喫煙率を調査、ＪＲ川崎駅周辺が高率
歩きたばこによる身体の危険防止を目的とした「路上喫煙防止条例」を施行中の川崎市は、
所定の場所以外での路上喫煙を禁止する「重点地区」の主要五駅周辺で、朝の通勤時間帯から
夜間までの路上喫煙通行量調査を実施した。調査結果から、ＪＲ川崎駅周辺で通勤・帰宅時間帯の
喫煙者が多い傾向が浮かんだ。
調査は十月中旬から十一月下旬にかけて実施。従来は各区で毎月第三水曜の午前八時台に
限って行っていたが、今回は重点地区の一日の傾向を把握する目的で、午前七時から午後八時まで
実施。指導員の配置体制やキャンペーン実施時間の検証を兼ねて行った。
喫煙率が最も高かったのは川崎駅東口付近で、一時間平均で０・97％。同駅西口付近でも０・96％と、
他の四駅（武蔵小杉、武蔵溝ノ口、鷺沼、新百合ケ丘）周辺を大幅に上回っている。
また武蔵小杉を除く地点で、通勤・帰宅ラッシュに当たる午前七時台と午後七時台で喫煙率が高くなる
傾向がみられた。例えば川崎駅東口の場合、午前七時台の喫煙率は３・32％。午前十一時以降は
１％未満に減少するが、午後七時台は１・98％に再び上昇した。
市地域生活課は「川崎駅周辺で重点的に周知徹底する必要があるようだ。目に見える効果を出すために、
調査結果を基に指導員の配置体制や時間帯の見直しを検討したい」と話している。
神奈川新聞 2007/12/29
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