07/12/30 16:50:02 giZik0+U0
#6
その後、事実を全面的に認め、社長以下が辞任する事態に追い込まれた貴社は、
不利な事実を一貫して否定してきたそれまでの対応が、いかに社会からの信頼を失墜さ
せたかを痛感したはずです。貴社は、深い反省の
上に立って、報道機関として信頼を取り戻すために、真剣な努力を重ねることを誓ったは
ずです。しかし、今回の問題に対する貴社の対応を見る限り、その反省が活かされている
とは到底思えません。不二家側から抗議を受けて以降、放映内容に関して法的責任の追及
を免れるために、不白然・不合理な弁解を重ねてきたことの延長線上にあるのが、今回の
報告書の内容と不二家・TBS会談での発言との間の重大な矛盾です。このような姿勢を続
けていくことは、放送事業者として社会の要請に応えていくという真のコンプライアンス
を見失わせることになりかねません。それは、最近、貴社が、白いんげん豆ダイエットで
の健康被害問題、亀田父子のボクシング興行間題などで多くの社会的な批判・非難を受け
ていることと決して無関係ではないと思います。
貴社、そして、全国の系列局には、良い番組や迅速で正確なニュース等を放映するため
に日夜取り組んでいる多くの良識ある番組関係者や報道関係者がいます。貴社が、本件「
朝ズバッ」の問題を含む多くの問題に対して、放送事業者として事実と真摯に向き合う姿
勢をとり社会的責任を果たそうとしなければ、彼らの努力を無にすることになりかねない
と思います。