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勇敢な看護婦の機転で無事に クリスマス・イヴクリニカ病院で火災
二四日夜発生した聖市クリニカ病院(HC)の火災で、入院中の旅行中の日本人高校生が、
勇敢な看護婦の機転と行動で救出された。
家族とともに伯国観光に 急性虫垂炎で入院中の奇禍
石井ナオキ君(一六)は両親、姉の四人で大阪府堺市からブラジルの年末を楽しむため二十日
着聖、市内の友人宅に投宿していたが、ナオキ君が急性虫垂炎でクリニカ病院に二十四日入院、
同日午後手術を受けた後、九階のUTI(集中治療室)に運ばれた。その直後に火災が発生、
すぐに煙が部屋中に充満し、他の患者はいち早く非常階段で避難したが、ポルトガル語が分らず
身動きできない手術直後のナオキ君は何が起きたか判断できず一人残された。
そこに飛び込んできたのが勇敢な一人の看護婦。敷布を捩り窓からたらし、ナオキ君を抱いて
ぶら下がっつたところを消防隊員が八階の窓から救出した。そのとき、ナオキ君の腕には点滴の針が
ついたままだった。
ただちにサンタ・カーザ慈善病院に搬送され治療を受け、傷は軽傷だったが死の恐怖による精神的
打撃は大きかった。
その後両親は、友人を通して勇敢なこの看護婦に感謝の意を伝えた。
URLリンク(www.spshimbun.com.br)
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