07/12/27 22:48:06 0
【ニューデリー栗田慎一】パキスタン北部ラワルピンディで27日、有力野党「パキスタン人民
党」の集会終了直後、会場をあとにするため同党総裁のブット元首相(54)が乗用車に乗り
込んだ直後、近くにいた男が自爆した。現地からの報道によると、ブット氏は病院に運ばれた
が、死亡した。
ブット氏は10月18日に8年半ぶりに南部カラチに帰国した直後のパレードが自爆テロに
遭い、支持者ら120人以上が死亡している。この時は爆発直前に防弾ガラスが施された車
に乗り込んだ直後で、けがはなかった。
地元警察によると、今回の自爆テロの犠牲者の中には、会場周辺を地盤とする同党候補者
1人とブット元首相の護衛、警護中の警官らも含まれているという。自爆は会場の入り口
付近の路上であり、ブット氏を見送るため、多数の支持者でごったがえしていた。
一方、この直前には、現場から約15キロの場所では、有力野党「イスラム教徒連盟ナワズ・
シャリフ派」の支持者らが銃撃され、3人の死亡が確認された。支持者らは、ラワルピンディ
で演説予定だったシャリフ元首相を出迎えようと路上で待機していた。
シャリフ氏は当時、現場の南約20キロ離れた場所を車で移動中で無事だった。
毎日jp(毎日新聞)
URLリンク(mainichi.jp)