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西表石垣国立公園に指定され、亜熱帯の自然林が広がる竹富町西表島で、ヒョウのような生物が目撃された。こ
とし9月、研究のため同島に滞在していた大学教授が海辺で目撃したほか、4年ほど前には地元住民も遭遇。西
表島には国の天然記念物のイリオモテヤマネコが生息することで知られているが、目撃者らは「ヤマネコよりず
っと大きく、まったく別の生き物。伝説の『ヤマピカリャー』だ」と話している
。
ヤマピカリャーとは、西表島の方言で「山の中で目の光るもの」の意味で、生息が言い伝えられている未確認
動物。住民はヤマネコとは区別しており、体長は約80センチから120センチほどで、茶色っぽく、ヒョウの
ような斑紋があるとされる。尾が地面に付くほど垂れ下がっているのが特徴。
住民らによると、ヤマピカリャーに山で遭遇するなどした人は西表島西部を中心に計47人。食料が不足がち
だった終戦直後はヤマピカリャーを捕獲して食べた人もいたという。
ことし9月14日午後6時すぎ、魚類の研究のため西表島に滞在していた島根大学の秋吉英雄教授がヒョウの
ような生物を目撃した。秋吉教授によると、崎山半島の海辺に座っていたところ、風上からゆっくり近づいて来
て2・5メートルほど目の前に来た時に同教授に気付いて走り去ったという。
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ソース
琉球新報 URLリンク(ryukyushimpo.jp)
【画像】目撃者の話を基にしたヤマピカリャーのイラスト
URLリンク(ryukyushimpo.jp)