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今年10月、MBSの取材で明らかになった奈良市環境清美部の中抜け問題で、
市は中抜けをしていた職員とその上司、あわせて20人を一斉に処分しました。
奈良市の環境清美部では、今年10月、
職員が勤務時間中に長時間職場を抜け出す「中抜け」の実態があきらかになりました。
MBSの報道をきっかけに市が調査したところ、
この収集課の職員(29)は8月からの3か月間で少なくとも6回中抜けし自宅に帰っていたとして、
停職4か月の処分にしました。
「(Q.家に帰って何をしてるのか?)テレビ見たり、する事ないんで、別に。
向こう(職場)にいてもする事ないんで、同じ」(問題の職員 ~今年10月取材)
また、中抜けだけでなく、病気休暇中にボランティア活動をしていた職員(50)を停職5か月とするなど、
職員あわせて5人と、管理監督責任として15人の上司を、減給などの処分にしました。
また、職場の温泉旅行中に女性職員(20代)が入っている風呂場を覗いたり
「付き合ってくれ」と言うなどセクハラ行為をした総務部参事(59)と納税課の係長(55)を停職3か月にしました。
一方、奈良県でも忌引き休暇を不正に取得していたとして、
4人の職員が27日付けで減給や戒告などの処分を受けています。
MBS
URLリンク(www.mbs.jp)