07/12/27 13:33:00 0
今度は偽カシミヤ…含有率70%、実はゼロ
ユナイテッドアローズに排除命令
20、30代を中心とする若者に人気の衣料品販売会社「ユナイテッドアローズ」(東京)が、
「カシミヤ70%」として販売したストールが「カシミヤ0%」で、景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、
公正取引委員会は27日までに排除命令を出した。
社名の由来は「束ねた矢」。1989年の創立だが、オリジナル商品に加え、
ブランドにこだわらずバイヤーらのセンスで仕入れた商品を販売するセレクトショップ。
無印良品と並び、特に団塊ジュニアに支持される人気ブランドとして知られる。
ただ、ストールに関してはお粗末そのものだった。
公取委によると、ストールには「カシミヤ70% シルク30%」と表示されていたが実際はカシミヤはゼロ。
シルクの含有率はほぼ表示通りだが、大半が羊毛とみられナイロンも5%含まれていた。
ストールは1枚が1万2600円-1万9950円。
昨年6月から今年9月までの間に約1000枚、計約1300万円分が販売されていた。
同社は国内の卸売業者を通じ、ネパールの工場に商品を発注。
独自の調査は行っておらず、「業者の話をうのみにした」と説明しているが、
業者側は「カシミヤとは伝えていない」と反論している。
同社には“過去”があり、2004年にもルーマニア製ズボンをイタリア製と表示して販売し、
排除命令を受けている。
ただ、業績は好調で、ここ数年はシニア層を狙ったブランドも人気となっていた。
11月の売り上げ速報によると、気温低下を受けて、メンズダウンジャケットや
ライナー付きコートなどが好調に推移し、ビジネスユニットでは前期比22.5%の増加を見せていた。
ZAKZAK 2007/12/27
URLリンク(www.zakzak.co.jp)