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大阪府、昼間の飲酒事故4割増 異例の白昼検問へ
大阪府内で昼間の飲酒運転による人身事故が増えている。府警交通部によると、昼間(午前6時~午後6時)の
発生件数は11月末までで昨年同期比の4割増。夜に飲んだ後、「昼間なら検問していない」と車内で夜明かしして
朝帰りするドライバーもおり、府警は年末年始に異例の〈白昼検問〉に乗り出す。
11月末までの飲酒運転による人身事故は752件で、昨年同期より26件減少。夜間(午後6時~翌日午前6時)の
発生は21%減の450件だが、昼間は44%増の302件だった。
貝塚市内で2月10日夕、オートバイの高校生をトラックではねて死亡させた男性会社員(59)の場合、昼過ぎまで
仕事した後、友人らと飲酒。「夕方なら検問しておらず、(飲酒が)ばれない」と思ってハンドルを握っていた。
大阪市内の飲食店店長の男性(29)は11月、未明まで酒を飲み、「検問が終わるまで待とう」と朝まで
マイカーで休憩。帰宅途中、オートバイに追突する事故を起こした。検問が終わる時間帯まではしご酒をしたあげく、
事故を起こした例もあった。
府警は主に週末に実施していた繁華街周辺での検問を平日も行うなど取り締まりを強化してきたが、時間帯は
ほとんどが夜間だった。府警交通部は「検問の時間帯を絞らず、摘発逃れを図る常習者を抑止したい」としている。
道路交通法の改正などに伴う飲酒運転の厳罰化で、10月末までの全国の飲酒人身事故は昨年同期より37%も
少ない6310件。昼間(25%減)、夜間(42%減)とも減少している。
(2007年12月26日読売新聞)
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