07/12/23 21:43:13 0
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薬害肝炎問題で福田首相が被害者全員一律救済を議員立法で行う方針を示したことを受けて、
第一声で笑顔を見せた舛添・厚労相 撮影：大西正純 「大変すがすがしい気分だ」。
薬害肝炎問題で福田首相が下した決断に、２３日の舛添要一厚労相の口調はなめらかだった。
２４日には、久しく控えていた朝のテレビ番組のハシゴも復活する。だが、
法案の具体的内容を詰める作業はこれから。全面解決への道筋が見えているわけではない。
■ＴＶ出演復活
午後２時、天皇誕生日の行事で出かけていた皇居から、自宅に戻ってきたところを取材に応じた舛添厚労相。
モーニング姿で開口一番、「大変よかったと思う。被害者の皆さんの思いは遂げられると思う」と話した。
舛添厚労相は２４日朝は、「みのもんたの朝ズバッ！」（ＴＢＳ系）「とくダネ！」（フジテレビ系）の
２つの情報番組に生出演。首相の決断を、お茶の間に訴える。年金問題での「公約違反」騒動や、
与党内から「しゃべりすぎ」との批判もあって、テレビ出演を控えていたが、事態の進展で封印が解かれたようだ。
■課題は山積
ただ、法案については「中身はまだまったく詰まっていない」（関係者）というのが実情。
官邸には、国が政策上の誤りを認めた上で、裁判の原告とそれ以外の被害者の
一括救済を盛り込んだハンセン病補償法（平成１３年成立）が念頭にあるようだ。
しかし、ハンセン病と違い薬害肝炎では、何人が被害者として名乗り出るか判然としない。
どのような表現で、原告が納得のいく「国の責任」を法律に表記するかも難しい問題だ。
産経新聞
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