07/12/23 18:42:08 0
「お前はブスだから、短い髪は似合わないよ、何で勝手に切ったんだよ」「おれの言うことが
聞けないのか！」「…ごめんなさい」
女性教諭が男の子役を熱演して怒鳴る。女の子役を務めたスーツ姿の男性教諭が口を開くと
生徒たちは大喜びで注目。女性教諭は「言っていて嫌な気持ちに」。男性教諭も「女の子の
気持ちが少し分かりました」。
愛知県知多市の県立知多翔洋高校で開かれた「デートＤＶ基礎講座」の一コマで、ＤＶの
実例をロールプレイで教諭が実演した。携帯電話のアドレスを消す彼との会話では女子生徒の
一人が「私も同じ。好きだから仕方ないと思ったけど、ＤＶって聞いて超びっくり」と後で教えて
くれた。
この授業は同市と地元グループ「ＫＩＳＳサイエンス」の協働事業。代表の河内かをるさんらが、
ＤＶが親しい関係にある相手を力で支配することで、恋人同士にも起こることを説明し、
「親しくても何をしてもいいわけじゃないよね」「言葉で傷つけることって長い間、心に深い傷が
残ります」と語り掛けた。
一年生全員と二、三年生の一部計約四百人を対象にした事前調査では、身体的な暴力をした、
されたことがあるのは男女合わせて二十五人、キスやセックスを強要した、強要されたことがある
人は同じく二十七人いた。「苦しんでいる子どもたちも見てきた。今後の人間関係づくりにつながれば」
と古池仁一教頭は話す。
全国各地でデートＤＶ防止授業を学校で実施する団体が増えてきた。被害者支援の中で、
交際中からＤＶが始まっている場合が多いことや若い被害者は親でなく友人に相談することから、
子どもたち全体への教育が重要としている。
（以下略、全文はソース元でご確認下さい）
ソース（東京新聞） URLﾘﾝｸ(www.tokyo-np.co.jp)