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月の周りを回っている日本の月探査衛星「かぐや」が、35年前のアポロ17号の着陸地点の「晴れ
の海」と呼ばれる場所をハイビジョンカメラで撮影することに成功しました。
月探査衛星「かぐや」は、先月14日から23日にかけて、月の表側の「海」と呼ばれる濃い色をした
部分の月面などを4回にわたってハイビジョンカメラで撮影しました。このうち、アポロ11号の着陸
地点として知られる「静かの海」の北側から「晴れの海」にかけての映像には、昭和47年12月に
アポロ17号が着陸した場所が映っていました。
アポロ17号では、宇宙飛行士があわせて75時間月に滞在し、月面を車で移動したり岩石の採取や
重力の測定を行ったりしました。着陸地点は、鉱物の成分などが異なる「海」と「山」の両方を調べる
ことができる場所が選ばれたということで、撮影された映像は2つの山に挟まれた海の様子をはっき
りととらえています。
高度100キロから撮影しているため、月に残された着陸機や宇宙飛行士が立てた旗などは確認
できませんが、着陸場所の詳細な地形を知ることができます。このほか、21日に公開された映像に
は、三日月のような地球が月の地平線から上る様子や、ふだん地球から見ることのできるクレーター
をとらえたものもあります。宇宙航空機構によりますと、「かぐや」に搭載された14の観測機器はほぼ
正常に作動することが確認できたということで、21日から本格的な観測を始め、およそ10か月間
かけてさまざまな月のデータを取ることにしています。
(画像)URLリンク(www.jaxa.jp)
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(動画)URLリンク(cgi2.nhk.or.jp)
NHK:URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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※更に拡大すると星条旗が見えます
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