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「あの飾りを持っていると恋の願いがかなう」―。そんなうわさが女子高校生の
間を駆けめぐっているためか、宇都宮パルコ(宇都宮市馬場通り3丁目)の
クリスマスツリーの飾りが次々と消えているという。「お客さんみんなに楽しんで
もらうものだから取らないで」。飾りがなくなるピークとなるクリスマスを前に、
パルコ側は呼びかけている。
宇都宮市中心部の馬場通り沿い。赤や緑、金色にきらめくクリスマスツリーが
目に飛び込んでくる。高さ6メートルの本物のモミの木。球状や細長いものなど
400個の飾りが枝に取り付けられ、電球4千個のイルミネーションが輝く。
宇都宮パルコが97年の開店時から毎年この時期に出している。
飾りがなくなるのが目立ち始めたのは数年前から。同店によると、
昨年はクリスマスが近づくにつれて数が減り、12月25日時点では、ツリーの
下の方に付いた飾りがほとんどなくなってしまったという。
どうやら、その原因は女子高校生の間に広がる「伝説」のためらしい。
同店を訪れた作新学院高校2年の女子生徒は今月初め、1学年上の先輩から
「パルコのツリーの飾りを取れば恋がかなうって」と教えられた。
また、宇都宮短大付属高校3年の女子生徒は数日前、通学時の電車内で他の
高校の女子生徒が「飾りを持ってれば好きな人と結ばれる」と話しているのを
聞いたという。
男性店員は11月下旬、同店内で携帯電話とバッグにツリーの飾りを付けた
少女たちの姿を見かけた。「あの形や大きさはうちのだって、一目でわかった」と言う。
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