【国際】「われわれはもはや米国市民ではない」…北米先住民族ラコタ族、アメリカ合衆国からの「独立」を宣言★2at NEWSPLUS
【国際】「われわれはもはや米国市民ではない」…北米先住民族ラコタ族、アメリカ合衆国からの「独立」を宣言★2 - 暇つぶし2ch735:名無しさん@八周年
07/12/21 19:13:14 pcsSwV0N0

先住民の権利保護に関する国連総会決議に、米国・カナダ・オーストラリア・
ニュージーランドの四カ国は反対票を投じている。反対票を投じた四カ国
全てが、かつての大英帝国を宗主国とする新大陸の白人国家であるという
のは非常に興味深い現象である。

ラテンアメリカとアングロアメリカの最大の違いは、先住民族と白人との間
の差別である。ラテンアメリカでは先住民族と白人の間の結婚が進み、
その結果多数の混血の人々が生まれた。一方、アングロアメリカや
オーストラリア、ニュージーランドでは白人と先住民族の間の結婚は少なく、
その結果混血の人々も少ない。この民族間通婚の格差は、そのまま民族間
の差別の大きさを示していると思われる。

旧大陸ではロシアがシベリアや中央アジアで、中国がチベットやウイグル、
内モンゴルで同様の問題を抱えている。しかし、これらの国々は元々混血的
要素を持っており、それ故にアングロアメリカやオーストラリアほどの深刻な
差別問題は存在しないと思われる。

さて、今回の決議は国際情勢から見てどの様な意義があるのだろうか?
私は、「大英帝国=国際金融資本が正義であった時代、アメリカが正義で
あった時代の終わり」を意味していると考える。

大英帝国=国際金融資本は「新大陸」に多くの白人を入植させ、先住民族を
排除しながら巨大な植民地帝国を建設してきた。そして、アフリカ大陸から
多くの奴隷を新大陸に送り込んだ。

20世紀後半の米国に於ける黒人解放運動はアファーマティブアクション
などの一定の成果を挙げたが、先住民族と白人の対立は白人と黒人の
対立とは異なる深刻な問題を抱えている。それは、「アメリカは誰のものか?」
という根元的な問いかけを通して、アメリカ合衆国(カナダ、オーストラリア、
ニュージーランドも同様)という国家の正統性を批判することに繋がるからである。


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch