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★重信被告、2審も懲役20年=「凶悪な国際テロ」-日本赤軍ハーグ事件・東京高裁
・1974年のオランダ・ハーグでの仏大使館占拠事件で、殺人未遂と逮捕監禁などの
罪に問われた日本赤軍の元最高幹部重信房子被告(62)の控訴審判決が20日、
東京高裁であり、安広文夫裁判長は「冷酷、凶悪な犯行で、国際テロ事件として
各国に衝撃を与えた」として、懲役20年とした1審判決を支持、同事件の無罪を
訴えた弁護側控訴などを棄却した。
控訴審で被告側は、事件はパレスチナ解放人民戦線(PFLP)の作戦で、日本赤軍は
当時結成されておらず、重信被告はリーダーとして指揮する立場になかったと
主張していた。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
※Wikipediaより抜粋
・東京都立第一商業高等学校卒業後、キッコーマンで働きながら明治大学文学部
史学地理学科(二部日本史学)に通った。学費値上げに絡んで学生運動に参加。
1971年2月、共産主義者同盟赤軍派の国際根拠地論に基づいて、パレスチナに
赤軍派の海外基地を作ろうとする。奥平剛士と偽装結婚(奥平剛士は1972年5月、
民間人ら100人以上を殺傷したテルアビブ空港乱射事件のテロ行為で死亡)。
日本国内での赤軍派本体の壊滅により、日本赤軍を発展的に結成。拠点をアラブに
移し、パレスチナ解放機構と合流した。パレスチナ人男性と結婚。
秘密裏に帰国中の2000年、大阪府高槻市にて逮捕監禁容疑で逮捕される。
東京地方裁判所は2006年2月23日、「(ハーグ事件は)パリ当局に逮捕された
元メンバーを奪還するために日本赤軍が主導した事件。重信被告はレスチナ解放
人民戦線に武器調達を依頼するなど重要な役割を担っていた」と指摘、ハーグ事件に
ついて監禁・殺人未遂(共謀共同正犯)などで懲役20年の有罪判決を受けた。
判決理由はその一方で、中核的立場を担ったものの犯行を主導したと断言できないとし、
検察が求刑していた無期懲役を退けた。重信は判決後の法廷で、ガッツポーズをみせ
「がんばります」と傍聴席に声をかけた。