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★「初音ミク、JASRAC登録」に対する公式見解
・このブログのエントリー「初音ミク、JASRACデビュー」が発端となってかなり大きな騒ぎに
なってしまったわけですが、クリプトン・フューチャー・メディアの伊藤社長が鏡音リンの
発売日についてのエントリーで、ユーザーからの質問に答える形でこの件に関してコメント
されています。誤解のないよう、コメント全文を転載させていただきます。
URLリンク(blogs.itmedia.co.jp)
---(URLリンク(blog.crypton.co.jp)より)
こんばんは、クリプトン伊藤です。「みくみく~」のJASRAC登録の波紋が拡がって
きましたので、説明責任を果たさせていただきます。
まず、私がこの事実を確認したのは、12/17(月)の午後、CloseBox and OpenPodからの
記事でした。直ぐにドワンゴ・ミュージックパブリッシングという会社の連絡先を調べ、
電話しましたが、担当者が不在のため折り返しの電話を待ちました。夕方5時半過ぎに
連絡を戴きましたので、この件について説明を求めました。「何故JASRACに登録する
必要があったんですか?」と。また、「アーティスト:初音ミク」という表記についての
事前の相談はありませんでしたので、それに対する抗議です。
「初音ミク」という1つの音楽ソフトを通じて、才能あるクリエイターに正当な注目が
集まることは大変喜ばしいことです。その様なクリエイターが多く育って、そして正当な
対価を得られるようになることが、次のクリエイションを産むためには必ず必要です。
しかし、現状の著作物利用料の分配の仕組みは、JASRACなどの仲介を得てはじめて
実現するようです。例えばカラオケで「みくみく~」が配信されてますが、どれだけ
歌われようが、JASRACなどの管理がなければ悲しいかな分配ゼロです。CGMの
「入り口」として「ピアプロ」サイトを構築してますが、どうやら「出口」もしっかり用意
せねばならない気がしてきました。
今回の件は、ドワンゴ社とも話し合う余地がありますので、弊社としても出来るだけ
頑張ってみます。
---(以上)
(>>2-10につづく)