07/12/18 18:29:34 0
街なかの憩いの場として親しまれている京都市下京区の梅小路公園で、
飼い主が犬をひもでつながずに散歩させる行為が横行している。
放たれた犬に野良猫がかみ殺されるという痛ましい例も起きている。
犬の放し飼いは京都府条例で禁止されており、
公園を管理・運営する市都市緑化協会(下京区)は「遊ぶ子どもにとっても危険です」と
園内に張り紙をして注意を呼び掛けている。
「条例で禁止されているとは知らなかった。でもうちの犬は10歳の老犬。猫すら怖がるから問題ない」。
昼間に小型犬のミニチュアダックスフントを放して散歩させていた男性(59)は悪びれた様子もなく話した。
総面積12万平方メートル。市内の公園では有数の広さのある梅小路公園は散歩に適しているといい、
男性は伏見区から車で訪れた。昼間はまだひもでつないで散歩する飼い主も多いが、
夕方から夜にかけて放して散歩する人が増えるという。
ひもでつながずに犬を散歩させる人は梅小路公園が1995年に開設されて以来、徐々に増えてきた。
今年6月には野良猫が犬にかまれているところを見た公園利用者からの連絡を受け、
協会が猫の死骸(しがい)を確認した。「犬に猫がかみ殺されるという例は聞いたことがない」といい、
協会は園内に文書で掲示して、犬をひもでつなぐよう求めている。
2歳の男の子を連れて公園を訪れた近くの主婦南有希さん(37)は
「子どもより大きな犬を放す人もいる。毎日のように子どもと来るがいい迷惑だ。安心して子どもを遊ばせられない」
協会の小林義樹参事は「散歩で犬をつながないのは犯罪です。できる限り注意を促したい」と話す。
京都新聞
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