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長野県王滝村のスキー場「おんたけ2240」で15日に起きたゴンドラリフト停止事故で、
ゴンドラリフトに乗っていて事故を最初に通報した名古屋市港区の会社員男性(37)が17日、
宙づりのまま過ごした11時間の心境を電子メールなどで中日新聞社に寄せた。
ゴンドラの中からパトロールで下を通りかかった従業員に状況を聞くと、
「今作業してるだろ」と逆に怒鳴られたといい、対応の悪さに今も怒りが収まらない。
事故当日、男性は、スキー場側よりも先に携帯電話で消防と警察に通報をした。
すき間風が吹き込むゴンドラ内は午前10時25分の停止直後から厳しく冷え込んだ。
備え付けの無線で問い合わせても「点検している」の一点張りだったという。
停止から2時間半後、パトロールの従業員が見えたため、
小窓から「今どうなっているか聞かせてください」と大声で叫んだ。
自分より年下と見えた従業員から「止まったんだからしょうがない」と怒鳴られ、
「逆に非難されたような気がした」という。
ほかのリフトを使って滑りを楽しむ客たちをよそ目に「もうスキー場は助けてくれない」と、
午後零時半すぎに119番。事態を初めて知ったという消防関係者から返事の電話をもらい、
男性も初めてワイヤがはずれて止まっていると知った。
簡易トイレを使い回し隣席の人と肩をさすり合いながら寒さに耐えて地上に戻ったのは午後9時半。
「状況をその都度教えてくれたら、スキー場も大変なんだろうなと思えたかも」と残念がる。
救出後に入院した客もいる事態に男性は「人命にかかわる場合には
一刻も早く救助を考えるよう危機管理を徹底してほしい」と望んだ。
同スキー場の運営会社おんたけマネジメントの西田吏利社長は中日新聞の取材に
「(男性には)申し訳ないことをした。ここまでの事態を招いたことを反省し、
今後はしっかり対処したい」と話した。
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