【社会】イタイイタイ病の原因物質、カドミウムの濃度が自然界レベルに 富山・神通川at NEWSPLUS
【社会】イタイイタイ病の原因物質、カドミウムの濃度が自然界レベルに 富山・神通川 - 暇つぶし2ch1:さわφ ★
07/12/17 03:05:10 0
イタイイタイ病:原因物質が自然レベルに 富山・神通川

富山県の神通川で、イタイイタイ病の原因となったカドミウムの濃度が過去30年間で最低となり、
環境基準よりもさらに低い、ほぼ自然界レベルになったことが分かった。原因企業と住民側が
協力して取り組んできた4大公害病問題では例のない公害対策の成果で、住民側も企業の姿勢を
評価している。しかし、公害病認定から40年目の今も患者の認定審査が続くなど、深いつめ跡は
消えていない。

上流の神岡鉱山による神通川の汚染は、大正時代から戦中が最悪とされる。当時の水質検査記録は
ないが、現在の約300倍にあたる年間20トンのカドミウムが流出した時期もあると推定する研究者
もいる。住民は汚染された水や田畑の作物を長期間摂取し、発病した。

イタイイタイ病対策協議会(イ対協)など被害住民側が、現在の神岡鉱業(岐阜県飛騨市)側を
相手取った訴訟は72年に勝訴。両者は公害防止協定を結び、研究者を含めた住民の立ち入り
調査や、排水処理、カドミウムの漏出対策を進めた。対策の遅れなどで住民側が抗議する局面も
あったが、次第に信頼関係が生まれた。05年には重金属の濃度を自然界レベルに戻すという
確認書も交わした。

国が環境基準を設定した71年以降、基準値の0.01ppm(ppmは100万分の1)を超えたことはなく、
同社が流域で検査を継続。79年の0.24ppb(ppbは10億分の1)をピークに、99年からは
0.08ppb、04~06年は0.07ppbまで下がり、神通川本来の0.06~0.05ppbが目前となった。

一方、79年から続く汚染土壌の復元事業は2011年に終了の見通し。同社は01年に亜鉛、
鉛の採掘をやめ、廃バッテリーなどから精錬している。

イ対協の小松義久名誉会長(82)は「環境を元に戻すことが本当の謝罪。会社側も努力しており、
取り組みを続けてほしい」と話している。

ソース
URLリンク(mainichi.jp)


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