09/01/16 03:29:55 dtgh2bix0
遅ればせながら1/14、福岡サンパレス2日目の感想。
福岡市民会館でやってた頃から行ってるのでもう25年弱のファン。
観客の年齢層はやっぱり高め。しかしカップル率異常に多し!夫婦?恋人?皆が仲良さそうであったのが印象的。
今回もチケット取るのに苦労したけれど、2日間約5000席(立聴を含め)のチケットを一瞬で売り切る底力だよ。
6年ぶりなのに、達郎さんのMC最初の、「こんばんわハカタッ!(必ず地名を呼ぶ)」を聞いて、やっぱりジーンときた。
PAの調整の具合かどうか分からないが、音は前回と較べて全体的に「図太い」印象。
ドラムが交替したのは個人的にはアリだと思った。
小笠原君はカミナリ坊やみたいに元気が良くて、達郎バンドを停滞させない役目があるんだろうと思った。
達郎さんは冗談めかしたボヤキ半分ハニカミ半分のMCで、昨今のつじつま合わせのデジタルレコーディングを嘆き、
慣れ親しんだコンサートホールが次々閉鎖されていくのを憂い、ディナーショウ巡りをする人気歌手を揶揄し、
ひたひたと忍び寄る自らの年齢を鑑みて、しかしなおかつ今後もコンサートを精力的にやっていくという決意表明をしてた。
デビューの時期に周囲の『ロックミュージシャン』から軟弱な音楽をやりやがってと言われ、「過激な気持ちでポップスを
やっていた」頃の決意そのままに、今現在も自分と音楽に真摯な人だと実感した。全然丸くなったり逃げたり迎合したりしてない。
どの曲にもやっぱり自信と愛情とサービス精神と普遍性があった。隣の妻が「アメリカズ・カップ」で泣いてるし、
「ハインライン」で鼻こすってるし。年末になったら誰もがカラオケで唄う「あの曲」も、『いったい他の誰が俺と同じに
唄えるかってんだよ!』という凄みがあった。
忙しい中、同僚に無理を言って休みを取って行ってよかった、本当に良かった。
まだまだ自分と自分の仕事に正面から向きあって頑張れそうな気持ちになった。
でも今回も、無事にチケットが取れて、本当に良かった。