09/01/12 10:18:57 ZgH2v6s50
いやー、全体的にいい感じだわ。100点くらい。
この人の法則である「他人と組んだら神仕事」(1のMARZ、3のビアンキ)を
アルバムの最初に持ってきて今の音をアピールしつつ、「犬になれたら」っぽい2、
シンプルな音の組み合わせ(Planktonみたいに)が絶妙な6、オリジナルの方が
スネアの音の種類が少ないのね、の7(言うまでもなく名曲だが。あと途中にお楽しみあり)、
哀愁ニカ炸裂の8、前に誰か言ってたけど英語で歌った方がしっくりする典型的な曲の9、10、と
非常にまとまりのいい、ファン以外にも普通に聴けるアルバムになってると思う。
全体を通してリズムが素晴らしい、ほんとに。
リズムで曲に何本も柱を通して、でも骨格だけ浮いてる感じには決してなってない。
今回の歌ものは、情緒に流れる感じではなく、タイトに、でもこの人の顔の見える感じで。
東芝時代はそれはそれで良かったけど、やはりこういうアルバムがこの人の
ソングライティングの真骨頂かなー。
そうな、今までので何に似てるかって言うとNeuromanticかな。
Audio Spongeが「90年代ソロ+ニカ風味」だとしたら、今回のは全く違う、
この人にしかできない(えらそうに言うが…)音になってる。
かなり本気モードです。