06/09/30 18:10:48 sdenyztA
90年代はヴィジュアル系百花繚乱の時代だった。次から次へとバンドがデビューし、
1つのグループが成功すると一斉にフォロワーが出現した。しかし、21世紀を迎え、
シーンも停滞気味に……。実力のないものは自然淘汰され、“本物”だけが生き残る
環境になりつつある。
SOPHIAも活動当初はヴィジュアル系シーンに身をおいていたように見えたが、現在は
ガラッと方向を転換。洋楽志向強く打ち出し始め、曲によってはマージー・ビートや
グラム・ロックを取り込み、ロック色の濃いJポップに昇華。ヴォーカル松岡充による
「ゴキゲン鳥」「赤い青春と虫けら」といった言語感覚も面白いし、楽曲のアレンジや
楽器のサウンド・プロダクションにも細部にわたってこだわっていることが窺える。
食わず嫌いのロック・ファンも、先入観を取っ払ったところで聴いてみるべきでしょう。