09/02/24 20:08:50
姉「よし弟、ピーマンあげる」
俺「またかよ。いい加減ピーマンくらい食べられるようになれよ」
姉「ピーマンなんて食べなくたって生きていけるも～ん」
俺「あぁあぁそうですか。青椒肉絲のピーマン全部取るとか、こういう無駄な細かさを他の日常生活にいかせよ」
姉「無理」
俺「だろうねぇ。知ってる」
妹「いつまでたってもピーマン食べられないなんて、姉ちゃんダメね～」
俺「そう言いながらニンジンをこっちの皿にやるなｗ」
妹「ニンジンなんて食べなくたって生きていけるも～ん」
俺「はいはいそうですか。野菜は体に良いのにねぇ」
姉「他で補ってるから大丈夫だよ！それに弟の体を健康に、と願う姉の気遣いっていうかさ！」
妹「ニンジン入ってなければサラダ好きだし！私も兄ちゃんにベータカロチンだかなんだかをプレゼントしようっていう心遣いみたいな！」
俺「そうかそうか、ありがとう。じゃあピーマンとニンジンのお返しにこのスープに入ってたシイタケをあげような」
姉妹「「ノーサンキュー!!」」
俺「いや、別に嫌いだからあげようってわけじゃないぞ？俺だって姉や妹の体を思ってだな」
姉「OK、ありがとう俺。でも間に合ってる！」
妹「ありがとう！うん、気持ちだけもらっておくよ！」
俺「遠慮するなよほら」
妹「ぎゃー！入れちゃダメー！」
姉「あ～、スープ美味しかった。お母さん食器あいた～」
俺「まったく、姉妹揃って好き嫌い多すぎるだろ。つぶあんがダメだとかレバー嫌いとか」
姉「うるさいな～、弟と違って味にデリケートなのよ！」
俺「腹に入っちゃえば関係ないだろ」
妹「兄ちゃんホントに好き嫌い無いよね～。一緒に育ってきたのに…この違いは何？」
姉「っていうか弟、嫌いなものあるの？」
俺「嫌いなもの？う～ん…、あ、これだけは食べられない！っていうのはあったなぁ」
妹「何？」
俺「沖縄で出された海蛇の薫製をまるごと入れて煮た、味噌汁みたいなやつ。匂いも味も独特でさ…、他の料理は美味かったけど、あれだけはダメだったな」
姉「…それこそ食べなくたって生きていけるじゃん」
妹「蛇かぁ…うえぇ…怖っｗ」
うちの姉妹は好き嫌いがホントに多すぎる。野菜農家の人に謝らせなくては。