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脱税容疑のネット関連会社、ノウハウ本で推奨の業者から報酬
インターネット広告などで得た所得約４億３０００万円を隠し、脱税容疑で告発されたネット関連会社
「幸せｗｉｎ」（東京都新宿区）が外国為替証拠金取引（ＦＸ取引）のノウハウ本の中で推奨した業者から
報酬を受け取っていたことがわかった。
同社を巡っては、「ＦＸ取引にリスクがないかのような勧誘をした」との批判があり、投資家が同社と
このＦＸ取引業者を相手取り、約２００万円の損害賠償を求めた訴えを起こしている。
訴えられたのは、同社と大橋晃取締役（４８）、ヘラクレス上場の「マネースクウェア・ジャパン」（千
代田区）。訴訟記録などによると、大橋取締役はノウハウ本の中で「あらゆる条件を満たしている」と
してマネー社を紹介。同社のサイトに接続できるようにした。一方、マネー社とは、顧客が同社に口座
を開設すれば１件２万円、資料請求しただけでも５０００円の報酬が得られるとの契約を交わし、報酬
を得ていた。
（2008年6月4日03時03分 読売新聞）
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