08/06/29 14:36:16 Vn/WUxSY0
株式―外部環境にらみ値動き荒く、他(今週のマーケット)2008/06/29, 日本経済新聞 朝刊, 8ページ, 有, 1579文字
今週(三十日―七月四日)の株式相場は、値動きの荒い展開か。原油価格の
高騰や米株の下落など外部環境に不安要素が多く、積極的な買いは入りにくい。
日米の経済指標が市場の予想以上に下ぶれるなどの悪材料が出れば、下値を探
る場面も想定される。
先週(六月二十三日―二十七日)は、日経平均株価が三九七円(二・九%)
下落。一万三五四四円と、四月二十四日(一万三五四〇円)以来の安値で引け
た。米国の原油先物相場の高騰で、世界的なインフレ懸念が強まった。米企業
の収益が悪化するとの見方も重なり米株が大幅に下落し、売りが日本株にも波
及した。
今週は注目材料の発表が多く、株価はその結果に大きく影響されそうだ。一
日に六月の米サプライマネジメント協会(ISM)の製造業景況感指数、三日
には六月の米雇用統計が発表される。これらの指標が市場予想より悪ければ米
景気の悪化が長引くとの見方から、日本の輸出関連株の上値が重くなりそうだ。
原油相場も波乱要因。日本はアジアなど海外に比べて物価上昇率が低く、企
業のエネルギー効率も高いと見て、海外投資家は徐々に日本株の持ち高を増や
してきた。だが「一バレル一四〇ドルを超える高騰が続けば、エネルギー効率
が良くても対応しきれない。日本株を資金の逃避先にできなくなる」(いちよ
し投資顧問の秋野充成運用部長)。
国内では日銀の企業短期経済観測調査(短観)に注目が集まる。企業の景況
感が大幅に悪化すれば、国内景気が後退しているとの懸念から売り圧力が強ま
りそうだ。
商いは引き続き薄そう。投資家は欧州中央銀行(ECB)理事会や経済指標
の結果を見届けたいとの意向から、様子見姿勢を強めるだろう。金曜日は米国
市場が休場のため、早めの手じまい売りも出そうだ。
新興市場は引き続き閑散か。東証マザーズ指数、大証ヘラクレス指数は先週
末に算出来安値を更新した。値動きの悪さを嫌気して買いが入りにくくなる悪
循環が続きそう。
北岡 智哉氏(みずほ証券ストラテジスト) 米国の利上げ観測が後退した
ことで債券が買い直され、結果的に株式から資金が流出している。日経平均株
価は1万3000―1万3700円で、値動きの荒い展開か。
米雇用統計など注目
三浦 豊氏(新光証券エクイティ情報部次長) 前週に日経平均が下値メド
だった5月安値を下回り、先行き不安が強まった。米雇用統計など経済指標の
結果によっては、株価指数先物に手じまい売りが出て現物株の下落を誘いそう。
短期取引が中心に
藤原 正邦氏(ビスタマックス・ファンド・アドバイザーズ社長) 3日の
欧州中央銀行(ECB)理事会で利上げが決まれば、ユーロ高・ドル安・原油
高が進む。買い持ち高を増やしにくく、短期取引が中心になりそう。
今週の米株式市場は原油相場をにらみながら、下値を探る展開になりそうだ。
先週は原油先物相場が連日、最高値を更新して一バレル一四三ドルに迫り、イ
ンフレ圧力の高まりが消費や企業業績に打撃を与えるとの懸念が強まった。「
原油価格が下げに転じない限り、株価が回復するのは難しい」(米投資ストラ
テジスト)との見方も多い。
先週のダウ平均は一週間で四・二%下落。週末にはいったん、昨年十月につ
けた最高値から二〇%低い水準まで下げ、市場には悲観的ムードが強まった。
金融機関の財務体質の一段の悪化観測が強まり、ガソリン価格の高騰を受け自
動車会社は販売不振に直面している。まもなく発表が本格化する四―六月期決
算を前に、企業業績への懸念が強まっていることも相場の重しだ。
今週は六月の米雇用統計など重要な指標発表が相次ぐ。景気の停滞感が一段
と強まると株価下落が加速する可能性がある。欧州中央銀行(ECB)が三日
に開く理事会で利上げするとの見方が優勢で、ドルが下落すれば米株式相場の
下押し要因となりそうだ。
(ニューヨーク=伴百江)
99:山師さん@トレード中
08/07/03 17:22:03 zNdet6jhO
保守
100:山師さん@トレード中
08/07/06 13:05:54 /zD+fQ9r0
株式―原油にらみ下値模索も、他(今週のマーケット)2008/07/06, 日本経済新聞 朝刊, 8ページ, 有, 1544文字
今週(七―十一日)の株式相場は原油価格の動向をにらむ展開か。先週には
米雇用統計などの注目イベントを通過し、市場の関心はインフレ懸念に集まっ
ている。原油高騰が続けば、新興国を含めた世界経済の減速リスクが高まり、
日本株の下値模索が続く可能性が指摘されている。
先週は日経平均株価が週間で三〇六円(二・三%)下落した。世界的なイン
フレ懸念や米金融面への不安を背景に買い手控えムードが強まった。四日まで
に五十四年ぶりの十二日続落を記録。水準としては四月半ば以来の安値を付け
た。今週十日まで下落が続けば、日経平均算出以来初めての十六日続落となる。
十二日続落の間の日経平均の下落幅は一二一四円。先週の欧州中央銀行(E
CB)理事会も大きな波乱とならなかったことから、週前半に自律反発すると
みる市場参加者も少なくない。
ただ、「積極的に戻りを試すきっかけは見当たらず、一万三五〇〇円を超え
ていく上昇は期待しづらい」(大和証券SMBCグローバル・プロダクト企画
部の高橋和宏部長)との見方が多い。
重しとして意識されているのは高値更新を続ける原油相場の動向だ。ニュー
ヨーク市場で先物価格は一バレル一四五ドル台に上昇し、心理的節目である一
五〇ドル台に迫った。原油高が世界経済を下押しし、株安につながるとの見方
は足元で一段と強まっている。このため、「日本株は原油価格に左右される形
で不安定な状況が続く」(AIGインベストメンツの元木宏常務執行役員)と
の声が多い。原油次第で週内に一万三〇〇〇円を割り込むとの指摘もある。
七―九日には主要国首脳会議(洞爺湖サミット)が開かれる。地球温暖化問
題が主要議題となり、内容次第ではこれまで物色されてきた環境関連銘柄に影
響を与える可能性がある。ただ、「原油価格の高騰を防ぐような具体策は出な
いだろう」(プラウド投資顧問の井上哲男社長)との見方が多く、相場全体へ
の影響は限られそうだ。
藤田 貴一氏(野村証券ストラテジスト) 外国人投資家の買い意欲が弱く、
反発力は弱そう。ただ、一段と株安が進む材料は乏しい。下値では企業業績対
比の割安感から個人や年金の買いが期待される。
さえない展開続く
藤戸 則弘氏(三菱UFJ証券投資情報部長) インフレによる新興国経済
への悪影響が日増しに強まっている。国内企業の上方修正期待はしぼんできた。
原油価格が大きく下落しなければさえない展開が続くだろう。
1万3000円割れも
井上 哲男氏(プラウド投資顧問社長) 原油先物への投資規制案が具体化
してくるまでは本格的な反発は期待しにくい。来週には米金融機関の決算発表
も控えており、原油価格次第では週内に1万3000円を下回る場面も想定さ
れる。
今週の米株式相場は不安定な展開が続きそうだ。原油先物相場が最高値更新
を続けており、企業収益や個人消費への悪影響を懸念するムードが引き続き強
い。インフレ圧力が根強いなかで、金融政策の方向性も焦点だ。
先週はダウ工業株三十種平均の下落率が、昨年十月に付けた過去最高値比で
二〇%を超えた。株価低迷が長期化する「下げ相場」入りしたと見なされる水
準で、弱気心理が一段と強まりかねない情勢だ。
原油先物価格は先週末に一バレル一四五ドル台と再び最高値を更新。欧州中
央銀行(ECB)の利上げで米欧金利差は拡大している。
ドル安が進めば、ドル建てで取引される原油先物に割安感からの買いがさら
に集まる可能性が否定できない。
十日のバーナンキ連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言など今週は金融
当局幹部が発言する機会が多く、その内容も株価を左右しそうだ。
経済統計では五月の中古住宅販売仮契約指数や七月のミシガン大学消費者信
頼感指数が注目材料だ。
(ニューヨーク=山下茂行)
101:山師さん@トレード中
08/07/06 18:37:13 IPDvqPYi0
URLリンク(jp.reuters.com)
世界の株式は割安、悪いニュースは織り込み済み=シティグループ
2008年 07月 4日 20:14 JST
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
原油高にG8が「強い懸念」表明=市場監視も評価-洞爺湖サミット
7月5日2時34分配信 時事通信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
中国招商銀行、上半期の純利益急増
7月5日10時11分配信 ロイター
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
【洞爺湖サミット】投機資金への監視強化で一致へ
7月5日22時13分配信 産経新聞
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
日米「強いドル」確認へ 6日首脳会談、拉致問題で連携
102:山師さん@トレード中
08/07/08 13:28:27 DmpHjvoM0
臨時AGE
103:山師さん@トレード中
08/07/08 13:29:19 DmpHjvoM0
たった?
104:山師さん@トレード中
08/07/08 13:29:39 Y6+C4C660
おんぎゃあああ
105:山師さん@トレード中
08/07/08 13:29:43 hS6jN7fI0
>>1
足元しっかり(´・ω・`)
106:山師さん@トレード中
08/07/08 13:30:19 K1rTFj8Q0
アーバン↓↓↓
107:山師さん@トレード中
08/07/08 13:30:40 T066yN6i0
人事椿事
108:山師さん@トレード中
08/07/08 13:31:52 hS6jN7fI0
スレ建ったみたい(´・ω・`)
109:山師さん@トレード中
08/07/10 18:39:31 eJqz3m9GO
保守
110:山師さん@トレード中
08/07/12 02:23:30 gyyAFUz5O
コソーリ保守
111:山師さん@トレード中
08/07/13 22:46:17 4i/7Rgx10
株式―1万3000円挟んで一進一退か、他(今週のマーケット)2008/07/13, 日本経済新聞 朝刊, 8ページ, 有, 1616文字
今週(十四―十八日)の株式相場は一進一退の展開か。米国では金融不安が
再燃する中で大手金融機関の決算発表が相次ぐ。値動きが激しくなっている原
油相場も波乱要因だ。ただ日本株は六月後半からの下落で懸念材料をある程度
織り込んだ水準にある。年金など国内機関投資家の買いも下支え役となり、日
経平均株価は一万三〇〇〇円を挟んだ値動きが想定される。
先週は米金融不安から売りが先行、日経平均株価は週間で一九八円(一・五
%)安となった。取引時間中に一時一万三〇〇〇円を割り込んだが、下値での
打診買いが相場を支えた。
米国株式相場の急落を受け、先週末のシカゴ市場の日経平均先物九月物の清
算値は一万二九六〇円と大証終値を一三〇円下回った。週初は軟調なスタート
になる公算が大きい。
メリルリンチなど米金融大手が発表する決算では、増資や政府支援など新た
な動きが焦点になる。「巨額損失を計上しても資本増強策などがなければ混迷
を深め日本株の重しになる」(りそな信託銀行の戸田浩司チーフ・ファンド・
マネージャー)と見られる。
先週末に最高値を更新した原油相場は「強気と弱気が交錯し不安定な状況が
続く」(バークレイズ・キャピタル証券コモディティーズ部の黒田豊彦ディレ
クター)見通し。一段高となれば世界的なインフレ懸念が高まり企業業績の圧
迫要因として嫌気されそう。
株式需給面では国内投資家が下支え役として期待される。六月後半からの軟
調な展開の中でも信託銀行の買いが目立った。「株式の保有比率を維持するた
めに年金が買いを入れていたと推察され、今後も下値では同様の動きが想定さ
れる」(大和総研の壁谷洋和マーケットアナリスト)
東証一部の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割って算出する騰落レシオ(
二十五日移動平均)は「売られすぎ」とされる七〇%を下回り推移。「底入れ
を示唆するテクニカル指標が多い」(SMBCフレンド証券投資情報部の松野
利彦次長)との指摘もあった。
神山 直樹氏(モルガン・スタンレー証券日本株ストラテジスト) 米信用
不安問題で監督当局などが具体的な動きに出れば投資心理は落ち着きを取り戻
す。ただ、欧米企業の業績不振が鮮明になると日経平均は一時的に1万250
0円まで下値を試す場面も。
石金 淳氏(三菱UFJ投信シニアストラテジスト) 債券との比較で株式
の配当利回りに魅力が出てきた。売られすぎた銘柄に見直し買いが入り自律反
発してもおかしくない。日経平均は1万3500円まで戻すのではないか。
岩沢 誠一郎氏(野村証券チーフ・ストラテジスト) 日本企業の業績に対
する不安感は織り込んだ。想定為替レートに対し円安で推移していることが支
援材料。ただ、世界経済に対する先行き不透明感は強く、日経平均は1万30
00円を挟んで横ばいの推移か。
今週の米株式相場は続落か。先週は原油相場の上昇や政府系金融機関の財務
不安に見舞われ、ダウ工業株三十種平均は四週連続で下落して終えた。原油価
格は一バレル一四七ドル台を付け、騰勢が衰えない。今週末からの大手金融機
関決算をきっかけに金融不安が一段と高まる可能性もある。
先週、ダウ平均は一時、一万一〇〇〇ドルの大台を割り込んだ。企業の設備
投資減少を織り込んでハイテク株が下落。原油高の影響で運輸、小売りなどに
も売りが広がった。
今週から米企業決算が本格化する。注目はメリルリンチ(十七日)、シティ
グループ(十八日)などの金融機関。追加損失が予想を上回ればダウ平均を押
し下げそうだ。国有化や政府支援がうわさされる米連邦住宅貸付抵当公社(フ
レディマック)など政府系金融機関の動向も要注意だ。
市場の関心は景気に傾きつつあるが、インフレへの対応も課題。六月の米卸
売物価(十五日)は消費者物価に先行する指標。景気減速とともにインフレは
落ち着くという米連邦準備理事会(FRB)のシナリオを検証する材料になろ
う。
(ニューヨーク=財満大介)
112:山師さん@トレード中
08/07/13 22:49:00 4i/7Rgx10
為替―金融決算控えドル軟調か、他(今週のマーケット)2008/07/13, 日本経済新聞 朝刊, 8ページ, 有, 996文字
今週の円相場は米国の金融システム不安が再び意識されるなか、米金融機関
の決算を見極める展開になりそうだ。市場では損失拡大が明らかになるとの見
方から、ドルが軟調に推移するとみる関係者が多い。
先週末は米住宅公社の経営悪化観測から米株価が急落。投資家のリスク回避
姿勢が強まり、円買い・ドル売りが進んだ。米金融機関の決算が市場予想より
悪い内容なら、円高・ドル安が加速する可能性もある。
軟調な株式市場や高騰する原油先物市場も気掛かりだ。市場参加者の予想は
一ドル=一〇四―一〇八円台に集まっている。
米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の方向性をどう打ち出すかも焦点と
なる。十五日にはバーナンキFRB議長が議会証言で金融政策を説明する。
米インフレ懸念は根強く、FRBが警戒姿勢を強めれば、米金利先高観から
ドル買いが出やすくなるだろう。同日発表の六月の米生産者物価指数などが市
場予想を上回れば、ドル買い材料になる可能性がある。米景気の先行きを占う
うえで、十五日発表の六月の小売売上高も焦点だ。
加藤 昭氏(三菱東京UFJ銀行市場業務部上席調査役) 金融システムの
不安が再燃する中で米インフレ懸念も根強い。利上げには動きにくいが、FR
B議長の証言で市場の金融不安を打ち消すような発言があればドルを下支えす
る。
原油価格動向に懸念
桜井 祐記氏(富国生命保険財務企画部長) 米金融機関の決算が不安要因
だ。米金融市場の混乱から、投資資金が商品市場に流れる可能性がある。原油
先物価格が一段と上昇すれば、ドルは下落するとみる。
米金融機関決算が焦点
好川 弘一氏(BNPパリバ銀行外国為替部部長) 米金融機関の決算で追
加損失が出れば、信用不安が再び意識され、ドルは軟調な展開に。一方で米国
などへの直接投資といったドルの資金需要が円売り材料に。
今週の長期金利はもみ合いながら低下余地を探る展開となりそうだ。米原油
価格が最高値を更新するなどインフレ懸念は根強いが、米国発の金融不安も再
燃。決算を発表する欧米金融機関の損失計上が膨らめば、代表的指標の新発十
年物国債利回りが一・五%近くに低下する可能性もある。
日銀が十四―十五日に開く金融政策決定会合では、政策金利を据え置く公算
が大きい。四月に発表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」の中間
点検で、今年度の景気見通しを下方修正すれば長期金利の低下圧力が強まる。
113:山師さん@トレード中
08/07/15 01:36:29 x2wTUwXjO
ヒッソリと保守
114:山師さん@トレード中
08/07/17 17:36:32 cnD89XZPO
保守
115:山師さん@トレード中
08/07/19 00:05:25 5WXo6PRjO
保守
116:山師さん@トレード中
08/07/20 17:46:53 14R8kE1JO
あふぇ
117:いつものSPECの90%OFFの俺
08/07/22 12:57:47 aRZ14rXh0
ぬるぽ
118:山師さん@トレード中
08/07/22 20:33:32 hFGOv5n/O
がっ