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1月4日12:05 ノックイン価格に対する意識がじわり
12月安値(14998.01円)をあっさり割り込み、その後11月安値(14669.85円)をも割り込んでしまっている。
そのため、テクニカル的には14500円の節目というよりは、2006年6月安値14045.53円が意識されてしまってい
る。
要因の一つとして個人投資家が日経225種ノックイン・プットを売ってプレミアムを受け取る仕組みの商いがある。
現在、一番高いノックイン価格は14231円ようであり、一度でも終値でノックイン価格に達すると、一気にプットを
買い戻すことで日経225種の下落を加速させる方へと働くため、これを意識した下への仕掛け的な商いが強まる可能性
はありそうだ。この流れからショートが溜まり、その後の反転につながることが期待されるが、現在の地合いの中では
売り方に優位な展開となりそうだ。
原油価格、為替相場の動向に神経質になる状況が続きそうだが、上値の重さが意識され、じり安基調が続くようだと、
このノックイン価格に対する意識が徐々に高まってくることには注視したいところであろう。
(松井証券 村瀬智一)