10/06/04 22:16:01 RiP6ufiz
「皇室典範に関する有識者会議」
(所功京都産業大学教授入室)
URLリンク(www.kantei.go.jp)
古来の皇位継承は、多くの場合、直系・長系でありましたが、それには庶子の継承も、また
養子縁組なども認められてまいりました。時間の関係で説明を省きまして、4ページの真ん
中辺りですが、このように明治時代までは、側室とその所生による庶子継承を公認するとと
もに、皇后との養子縁組や宮家の養子継承も容認して、何とか男系継承を維持してきた、と
いうことが古来の実情であります。
それを、戦後の皇室典範で両方とも禁止したわけです。そのうち、側室や庶子継承を否定
したのは当然でありますし、またこれを復活することは不可能、不適切だと思いますが、こ
れはやはり従来の歴史上の在り方と決定的に異なる点でありますから、この点を十分認識し
てかかる必要があります。こうなれば、一夫一婦制の下で確実に男子の生まれる保証はない
わけでありますから、したがって、その上に養子を認めないとか、あるいは女性宮家を認め
ない、というふうなことまで規制をしている現在の皇室典範には、やはり無理があると言わ
ざるを得ません。