10/01/15 09:19:06 M+d1ms2X
女帝は独身と未亡人に限られていた、と言ってる連中は
自ら女帝の子に皇位継承資格があったと認めているようなものだなw
もし女帝と氏族男子の子供は皇位継承資格がない、という規則を破り
女帝の氏族男子の夫が権力にものをいわせて子供を強引に即位させようとしたとする。
あっという間に反対勢力がこの時とばかりに結束して潰しにかかったろうな、
その夫の一族を。天皇家乗っ取りを図る朝敵という大義名分ができる。
むしろ反対勢力にとってはありがたいことかもしれない。
敵対する権力者を潰せるいい機会だ。
だがもし女帝の子は父親に関わらず皇位継承資格がある、となったら話は別。
皇位継承しても外野は文句を言えない、そうされたくなければ女帝に子なしを
余儀なくさせるしかない、つまり未婚のままでいてもらうか、
年齢のいった未亡人を即位させるしかない。
「朝敵」という大義名分のために討たれたもの、失脚させられた権力者は
多数いて、都合のいい反対勢力一掃の盾にされてきてるわけだから
いくら権力者であっても朝廷に対しては勝手な振る舞いはできないわけで
過去において女帝は独身か未亡人しかいなかったというのは
ある意味とても説得力のある女系が容認されていたとする根拠の一つだな。