10/05/27 19:29:23 CARItOsI
>>610
言っておくが創始師範は骨法1200年の歴史に驕ったりなどしてはいない。むしろ
ブラジル総合の七十年の歴史に敬意を払っているのは謙虚であるとさえ言える。
『骨法の完成』二見書房
P22
・96年に入ると、日本でも盛んにバーリトゥードの大会が行われるようになり、
ブラジリアン柔術の強さは、すっかり一般にも知られるようになっていた。こうした
傾向は大いに私と選手たちの血を騒がせ、骨法のレベルが、いまどの段階にあるのか
を試したくて仕方なくなってきた。『一元四法』の技術を選手たちが学びはじめて、まだ
二年半足らずではあったが、七十年以上の歴史を持つブラジルのバーリトゥーダーに
どの程度、通用するのか、実験したくなってきたのである。
※一元四法とは?
『骨法の完成』
P20
・『一元四法』の技術を修得すれば「なんでもあり」という複雑かつ危険な闘いを、
まず抑え技から自分の有利な状況作りに専念し、その延長にある当、逆、投、絞の
技を選択し相手を仕留めることができる
という、骨法独自の画期的な技術体系のこと。一見、ポジショニングの概念に酷似しているようだが
P21
・そうした状況に、どのようにでも対応できるよう作られたのが『一元四法』の戦術であり、
その中心に抑えの技をもってきたのは、ホイスの馬乗りパンチに触発された私が、不動打ちを
より発展させた結果だった。
↑以上のように骨法に従来からある不動打ちを、あくまで独自に発展させたものなのである。
ホイスは創始師範にインスピレーションを与えただけでしかない。