10/05/13 07:51:18 mCtpjsck
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ブラジルの脅威、骨法の狂気を完封
小柳津弘、初の他流試合で惨敗…
・骨法初の他流試合。裸体で臨むことは、この試合を解く一つのキーワードであったが、裸体で
何でも有りを闘うことより、もっと大切なテーマを骨法は与えられてしまうことになった。
・小柳津と対戦するカーロス・ダニーロは、「この試合が決まってから1ヶ月間、(アカデミーア・ブドカンで)
ジョン・ヒカルド師範について毎日5時間集中的に練習した」と語った。
・さあ、ゴングだ。
小柳津胴タックルへ。
次の瞬間「えっ!?」と首を傾げざるをえなかった。な、なんと骨法の専売特許でもある、立ち抑えを
食らってしまったからだ。
・だが、立ち技、しかも関節で機先を制せられ、小柳津の戦略は何もかも狂ってしまったのである。
自分の狂気性を封印されたばかりか、技の連絡することができず、最後は寝技でも優位なポジションを
取ることもなく、下からのパンチの連打を浴びて、三角絞めで”参った”してしまった。
・”路上の現実”を常に考えここまで稽古を積んできた骨法だが、他流試合第一戦目でブラジルに
”VTの現実”を思い知らされてしまったのである。
・骨法がこの闘いでブラジルに復讐するには、稽古の形態、取り組み方の改良から着手する
必要がありそうだ。 (三次)