09/01/24 11:34:12
やはり私は話を書く上で登場人物たちを我が子、と表現するのがすき。
みんなみんな大事なわたしのこ。だから悪役とか、敵キャラとかとして括ってしまいたくない。
意思を思って、どうしてこの子たちは一生懸命生きるんだろうって考えて。
すごく難しい。
幸せになって欲しいし、幸せにしてあげたいけど、人それぞれ全く違った幸せがあるから一様に言えなくて。
極端にいえば、最終的に死んでしまっても笑顔だったなら幸せになれたのだろうし。
主人公がいて、その子を救うための誰かがいて、その子の行く先を決める誰かもいて。
私は大まかなラインを引いて、その上を彼らが歩いていくのだけれど。右端を歩いて行ったり、蛇行したし、転んだりしてしまって、あまり役に立ってない。
その時何を喋るかとか、行き当たりばったり。
逸れそうになるのを必死に戻してまた自由に歩かせるから予定外のことが起きてしまって全然進まないし。ラインすら別物になってしまうことも良くある。
登場人物は自分の分身なのかもしれないけれど、私の意志から離れた所にも行ってしまうからやはり我が子何だと思う。
そういう考え方しか出来ないから夢小説と相性が限りなく悪いんだと思うんだ。
書き手がその世界に降り立つなんて違和感でしかないの。
その世界は彼らの世界で、私がいたら異物でしかなくて。
作者とキャラクターの対談とかも違和感でいっぱい。
私はラインを引くけどライン上には立たないし立てない。
せいぜい彼らはどこに行ったらいいんだろう、誰に出会えたら幸せだろうと考えるくらい。
私が手を引いてあっちだよっていうのはおかしすぎる。