09/01/26 18:05:37 EBWFQLH60
6:こんな名無しでは、どうしようもないよ。 :2008/07/19(土) 11:00:28 ID:yjR/Qx/4 [sage]
生まれたてのヒヨコは、初めて見たものを自分の親だと思い込むらしい。たとえば、そこにもしイヌがいれば、
ヒヨコにとってはそれが親なのだ。競馬ファンとしての私にも、そんなところがある。
初めて競馬に興味を持ち、熱中した時代に出会った名馬が親、つまり永遠の最強馬なのだ。
競馬に魅せられて二十数年。だから、この間にどんな名馬が誕生しても、永遠の最強馬として心にあったのは
22年前の三冠馬シンボリルドルフだった。ナリタブライアンが三冠馬に輝いたときも、その気持ちは変わらなかった。
ディープインパクトが三冠馬に輝いても頑固にシンボリルドルフだった。
ジャパンCを勝ったときも、耐えに耐えてシンボリルドルフだった。だが、有馬記念のラストランで、
ついに精根つき果てた。降参だ。それにしても、なんという強さなのだろう。これはもう素直に自分の競馬史を書き替えるしかない。
それに、ここらで降参しておかないと、ディープインパクトの種牡馬としての可能性を、果てしなく見誤っていく気がする。
遺伝力の確かなサンデー系。加えてラウンドテーブル、オリオールという成功種牡馬を出している母系。この二つの要素だけでも、
種牡馬としての可能性を十分に満たすものだろう。成功はまず間違いないとみる。
ただ、サンデーの血が増殖した今の日本は、ディープインパクトにとって最高の環境とは言えない。
個人的には欧州やオセアニアのデインヒル牝馬が合っているように思うが、そうした可能性を探り、チャンスを広げる意味でも、
リースなりシャトルなりで海外に連れ出すべきではないかと思う。
それがディープインパクトやサンデーの血の新たな可能性を広げることになるし、日本が世界にマーケットを広げるチャンスにもなる。
そこまでのビジョンがあれば51億円というシンジケートは決して高くはない。
吉沢譲治